Activity活動報告

風力発電は推進していくべきエネルギーですが、地域住民の方々との合意形成がおざなりになっているケースが県内でも多発しています。若狭町・滋賀県境に聳える三十三間山では東京・港区の業者が17基の大型風車を設置したいと福井県に方法書を提出しましたが、地元区長会や地域づくり協議会では2200筆の住民署名を添えて町議会に反対意見書を可決するよう請願されました。滋賀県側の高島市議会はすでに反対決議を行い、若狭町長・高島市長も反対意見を表明されています。

福井県からは今月中に知事意見書を国に提出する日程になっています。風力でも原子力でも、地元の理解なくして発電事業は成り立ちません。事業計画を進める前に、企業側が地域との意思疎通・合意形成に真摯に取り組むように、方向付けを行なっていきます。乾式貯蔵の課題とともに21日の一般質問で取り上げます。TV中継も行われますので、ご覧ください。