斉木武志

Activity活動報告

鳥獣被害対策を進めます

いま多くの農家から鳥獣害対策の強化を求める声が寄せられています。背景に あるのが、シカやイノシシの急速な増加です。特にニホンジカは 10 年で倍のペー スで増えてきました。 天敵のニホンオオカミが絶滅したこと、ハンターの数が減り高齢化も進んでい ることなど複数の要因がありますが、自動車との衝突も頻発しており、安全を守 る上でも個体数の管理が必要な状況です。 福井県でも電気柵で田畑を守るといった対策のほか、若狭町で食肉処理・焼 却施設が稼働し嶺南地域では個体数管理が進展しています。ただ狩猟の手を逃 れようとシカ・イノシシが山を越えて丹南地域に流入し、被害が増えているのが 現状です。地域により生息数に差が出ないよう、丹南でも狩猟による管理や必要 な施設整備を進め、人と動物が共生できる地域づくりを行なっていきます。

 

急増するニホンジカ

減少するハンター